2012年03月10日
ARES SVDS
今回のネタはSVDSです。ARES製のエアコキライフル。

このSVDS、ボルトアクション戦の時に事前に連絡いただいて当日手渡しでJOUさんから譲り受けたものです。
早速その場で実戦投入(ボルト限定だけどエアコキドラも参戦可、とあったので)してみましたが素直でクセのない弾道で好感触でした。
しかしその後ちょっと気になる部分も出て来たのでそのあたりをなんとか改善してみました。
気になる部分とは以下の通り。
写真1

コッキングした後ボルトをそ~っと戻した状態。
写真2

その後ボルトをぐいっと(力は要りません)前に押してやった状態。
ボルト操作のやり方によりBB弾の装填位置がまちまちになってしまい命中精度に悪影響が出そうです。
実際の使用での普通の操作として、カチャっとコッキングした後ぱっとコッキングレバーから手を離してリターンスプリング任せでボルトを閉鎖させますが、これだと一旦勢い良くボルトが閉鎖した後少しバウンドするので写真1と2の中間の位置にボルトが止まります。
ちなみにボルトが不完全閉鎖だろうがコッキング途中だろうがいつでもトリガーが引けてしまいます。メカ的には大昔のエアガンと変わりないですね。シアの構造とかも昔マルゼンKG-9で見たような・・・
さて、これにどう対策したものか・・・強制的に完全閉鎖させるためにはどうしようか、勢いよくもどるボルトを減速させる仕組みを考えなくては・・・と色々考えをめぐらせたのですが決め手のアイデアが浮かばず。
ボルトアクションなら手動で閉鎖するから複雑な事を考えなくてもいいのになぁ・・・
・・・そか!手動で閉鎖させればいいんだ!
発想の転換です。新たに何か機構を加えるのではなく、逆にパーツを省きます。
具体的にはボルトリターンスプリングを取り除いちゃいます。
早速分解です。

トップカバーを外し
スプリングガイドベースを止めているネジを外すと

スプリング2本がガイドごと取り外せます。

と、ここでピストンの中、ピストンスプリングが収まる部分の奥に見慣れないものを発見。
針金で引っ掛けて取り出してみるとスプリングのかさ上げスペーサーでした。

なぜただのスペーサーが見慣れないものに見えたかというと写真の向きで入っていたから。
これは恐らくバトンで初速調整のために入れられた(JOUさんバトンで購入されたそうです)ものでしょうが、何かのはずみにおかしな向きで組まれてしまったようです。
実はこの銃、コッキングの時に妙な感触があってシアがかかる直前でコッキングが急に重くなるんです。
どうやらスプリングガイドとスペーサーがぶつかっていたみたいで、スペーサーを正しく組んだらコッキングが軽くなりました。
あとはボルトリターンスプリングを取り除いて組み直すだけなんですが、やっぱり何もないのは淋しい?ので代わりの弱~いスプリングを入れることにしました。

下がデフォのスプリング。上が代わりに入れる弱々スプリング。確か昔のマルイのストライカー式でつづみ弾を飛ばす銃のマガジンスプリングでした。
組み直して動作チェック。どれくらいの弱々スプリングかと言えば、コッキングして手を離しても

1ミリも前進しません。当然手動でボルト閉鎖することになります。
さてこれで手動閉鎖する仕様になりましたが一つ気がかりな点が。
この銃のボルトはいつでもフリーに前後出来るわけで、ひとたびチャンバーに弾を装填したら勝手にボルトが下がられても困るわけです。
同じ手動閉鎖でもボルトアクションなら閉鎖後ボルトハンドルを倒し込むことでボルトをロックするのですがこの銃にはロックする機構がありません。
一応テストしてみましたが、銃口を上に向けてゆすってみてもボルトが下がって来ませんでした。チャンバーパッキンとノズルの摩擦でなんとか閉鎖状態をキープできるようです。
なんとなく気持ち悪いですが今はこれで我慢することにします。
最後に現状でのグルーピングチェックをば。

サンドバッグならぬスリーピングバッグにレスト。
距離13メートル、G&G0.25バイオ10発。
そんなに悪くないけどもうちょっとまとまって欲しいです。
今度は首周りのぐらつきを解消しますかね。
久しぶりに更新したと思ったら結構なボリュームになりました。
でもよくよく考えると内容的には
SVDSのボルトリターンスプリング替えました。
の1行で済むことしかやってないですね

このSVDS、ボルトアクション戦の時に事前に連絡いただいて当日手渡しでJOUさんから譲り受けたものです。
早速その場で実戦投入(ボルト限定だけどエアコキドラも参戦可、とあったので)してみましたが素直でクセのない弾道で好感触でした。
しかしその後ちょっと気になる部分も出て来たのでそのあたりをなんとか改善してみました。
気になる部分とは以下の通り。
写真1

コッキングした後ボルトをそ~っと戻した状態。
写真2

その後ボルトをぐいっと(力は要りません)前に押してやった状態。
ボルト操作のやり方によりBB弾の装填位置がまちまちになってしまい命中精度に悪影響が出そうです。
実際の使用での普通の操作として、カチャっとコッキングした後ぱっとコッキングレバーから手を離してリターンスプリング任せでボルトを閉鎖させますが、これだと一旦勢い良くボルトが閉鎖した後少しバウンドするので写真1と2の中間の位置にボルトが止まります。
ちなみにボルトが不完全閉鎖だろうがコッキング途中だろうがいつでもトリガーが引けてしまいます。メカ的には大昔のエアガンと変わりないですね。シアの構造とかも昔マルゼンKG-9で見たような・・・
さて、これにどう対策したものか・・・強制的に完全閉鎖させるためにはどうしようか、勢いよくもどるボルトを減速させる仕組みを考えなくては・・・と色々考えをめぐらせたのですが決め手のアイデアが浮かばず。
ボルトアクションなら手動で閉鎖するから複雑な事を考えなくてもいいのになぁ・・・
・・・そか!手動で閉鎖させればいいんだ!
発想の転換です。新たに何か機構を加えるのではなく、逆にパーツを省きます。
具体的にはボルトリターンスプリングを取り除いちゃいます。
早速分解です。

トップカバーを外し
スプリングガイドベースを止めているネジを外すと

スプリング2本がガイドごと取り外せます。

と、ここでピストンの中、ピストンスプリングが収まる部分の奥に見慣れないものを発見。
針金で引っ掛けて取り出してみるとスプリングのかさ上げスペーサーでした。

なぜただのスペーサーが見慣れないものに見えたかというと写真の向きで入っていたから。
これは恐らくバトンで初速調整のために入れられた(JOUさんバトンで購入されたそうです)ものでしょうが、何かのはずみにおかしな向きで組まれてしまったようです。
実はこの銃、コッキングの時に妙な感触があってシアがかかる直前でコッキングが急に重くなるんです。
どうやらスプリングガイドとスペーサーがぶつかっていたみたいで、スペーサーを正しく組んだらコッキングが軽くなりました。
あとはボルトリターンスプリングを取り除いて組み直すだけなんですが、やっぱり何もないのは淋しい?ので代わりの弱~いスプリングを入れることにしました。

下がデフォのスプリング。上が代わりに入れる弱々スプリング。確か昔のマルイのストライカー式でつづみ弾を飛ばす銃のマガジンスプリングでした。
組み直して動作チェック。どれくらいの弱々スプリングかと言えば、コッキングして手を離しても

1ミリも前進しません。当然手動でボルト閉鎖することになります。
さてこれで手動閉鎖する仕様になりましたが一つ気がかりな点が。
この銃のボルトはいつでもフリーに前後出来るわけで、ひとたびチャンバーに弾を装填したら勝手にボルトが下がられても困るわけです。
同じ手動閉鎖でもボルトアクションなら閉鎖後ボルトハンドルを倒し込むことでボルトをロックするのですがこの銃にはロックする機構がありません。
一応テストしてみましたが、銃口を上に向けてゆすってみてもボルトが下がって来ませんでした。チャンバーパッキンとノズルの摩擦でなんとか閉鎖状態をキープできるようです。
なんとなく気持ち悪いですが今はこれで我慢することにします。
最後に現状でのグルーピングチェックをば。

サンドバッグならぬスリーピングバッグにレスト。
距離13メートル、G&G0.25バイオ10発。
そんなに悪くないけどもうちょっとまとまって欲しいです。
今度は首周りのぐらつきを解消しますかね。
久しぶりに更新したと思ったら結構なボリュームになりました。
でもよくよく考えると内容的には
SVDSのボルトリターンスプリング替えました。
の1行で済むことしかやってないですね

SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その10
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その9
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その8
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その7
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その6
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その5
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その9
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その8
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その7
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その6
SILVERBACK AIRSOFT SRS-A1 その5
えっ、この銃でもドM行けますか?うーんしかし迷彩塗装をしないといけないし何よりもっと精度UPしなければ(違)
コメントしずらい(涙)
でも興味深々(笑)
ちょっとお手入れしておきます。